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メインビジュアルに採用された大西陽花さんの「変革と持続」=いよてつ高島屋提供

 松山市の百貨店「いよてつ高島屋」が、この秋に開催するイベント「TSUNAGU ACTION WEEKS」で、地元の河原デザイン・アート専門学校の学生の作品をメインビジュアルに採用した。10月2日から始まるイベント期間中、広報や店内の商品展示で使われる予定だ。

 いよてつ高島屋は、地域との連携に力を入れており、今回、河原学園に企画への参加を呼びかけた。

 持続可能な社会や環境問題、伝統の継承などに焦点をあてたイベントの内容を示し、学生たちがそこからテーマを見いだして制作した。校内審査で5点に絞り込み、いよてつ高島屋従業員による投票で採用する1点を決めた。

 選ばれたのは、グラフィックデザイン科1年の大西陽花さん(18)が手がけた「変革と持続」だった。

 振り返る女性の頭に、地球と街をイメージした帽子を配した。大西さんが自分の特長と考えている「強い線」を心がけた線描は、鉛筆での手描きを取り込み、スマートフォンのお絵かきアプリを使って仕上げた。

 持続可能な社会を表現するとともに、中央に配置する人物を女性にすることで、ジェンダー平等も訴えたかったという。

 17日に同店で表彰式があり…

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